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金属加工

TECHNOLOGY

京都製作所のモノづくりを支える技術

金属加工

(1)マシニングセンタ
プログラムにより制御された工作機械で、切削・穴あけなどの金属加工を行います。また、工作機械を動かすためのデータ作成(CAMを使用)や、加工で使用する刃物の選定、材料のセッティングなども担当。最初は、やすりを使ったバリ取りなどの簡単な作業や、図面の見方を覚えるところからスタートします。

(2)型彫放電
銅などの電極に加工した形状を、対象物となる金属に転写する(金属の表面を溶かして形状と同じ掘り込みを入れる)加工方法。マシニングセンタ等では加工しづらい複雑な形状にも対応している点が特徴です。

(3)汎用旋盤
切削、穴あけ、溝入れなどの金属加工。加工物を土台に固定して、回転させながら機械に取り付けた刃物で加工していきます。マシニングセンタと異なり、主に手動での作業です。丸い筒状の形に加工する作業が多く、加工した金属は、モノづくり現場で必要となる機械の部品などに用いられています。

金属加工担当
(2015年入社)
活躍中のスタッフに聞きましたこの仕事の醍醐味は?
加工用の工作機械がプログラムで動くからといって、機械のボタンを押すだけの単純作業ではありません。
機械に取り付ける刃物の選定や、機械を動かすスピードの調整など頭を使う場面も多くあり、キレイに仕上げられるよう自分で計画して仕事を進めていく面白さがあります。
型彫放電加工など、他の工作機械では対応が難しいような形状の加工を手がけることもあります。難しければ難しいほどプレッシャーがかかる分、完成したときの達成感や、キレイに仕上げられたときの充実感はひとしおです。

仕事をする上で大切なこと

(1)当社では品質にこだわった仕事をしており、打痕やバリの残りはもちろん、わずかなキズなどもNG。これらは品質の劣化だけでなくケガのもとにもなるため、丁寧に作業を進める必要があります。

(2)キレイに仕上げるには時間が掛かり、大きな加工物になると2~3日を要することもあります。集中力を維持しながら、根気よく作業することが大切です。

(3)汎用旋盤は1番最初の工程になることが多く、次の工程の人がどうすれば作業しやすいかを考えて取り組むことが求められます。効率良く作業を進めるためにも、周囲との連携やコミュニケーションを意識して仕事に取り組みます。

この仕事に向いてる人は?

  • 細かな作業が得意な方
  • 集中力を維持できる方
  • 工夫することが好きな方
精度を求められる作業と向き合う時間が多いため、丁寧に作業を進められる方や、根気よく取り組める方に適しています。また、高い品質で仕上げるという目標を目指すにあたって、ベストの方法は1つだけとは限りません。発想力や想像力があれば、より良い仕事をするための工夫に活かしていただけます。